駄目母じゃじゃのブログ

小学2年生・年中さんの娘をもつアラフォーワーキングマザーです。

育児中 世間の人の優しさに触れる

救われる思いになった話

・電車の中

以前、実家に帰る為に帰省するときに起こった話です。

実家に帰る為には絶対東京の電車に乗らなければなりませんでした。

大きな荷物と、

まだ抱っこ紐で抱っこしていなければ、

いけない1歳以下の娘を連れて。

 

人が多い電車では、

基本座る気にもならないし、

まだ赤ちゃんのお子さんがいらっしゃる方はわかると思いますが、

座ると泣く。

ので、諦めていました。

とりあえず、人の出入りが多いところは避けて、

奥へ。

 

この頃の子供がいる人は

本当しんどい。

何をするにも、抱っこ・おんぶ。

一日中。

肩はバキバキ。

ましてやじっと立ってるのも結構つらい。

でも、子供の為なら我慢。ベビーカーに乗っていれば、

ご機嫌な子もいるかもしれませんが、

うちは到底無理でした。

 

いつものようにぐっとこらえて、

大きい荷物はなるべくじゃまにならないよう、足の間に挟んで置いて。

そんな中、

近くに立っていた

眼鏡をかけたスーツを着たサラリーマン風の人が

私の手荷物の小さいほうを、

サッと持って、スタスタ歩いて行ってしまいました。

え!!!!!!!

頭パニックで、慌てて黙って急いでおいかけました。

そうすると、

開いた席の前に立って、

私を見ました。

あぁ…ここに座ってくださいってこと?

と思い、お礼を言って座りました。

 

その瞬間、

抱っこしていた娘のギャン泣き。

あぁ…。やっぱダメだよねというのと、

折角勇気をふりしぼって、

私を案内してくれたこの男性にも申し訳ないな

という思いにかられました。

仕方なく、男性に頭下げながら、

再度結局立ちました。

 

結論としては、

こんなんですが、

私はこの男性の思いに救われました。

一言も話さないような、こんな人が勇気振り絞って、

行動されたことに感動しました。

世の中には、こんな良い人もいるんだなと。

 

・高速バスの中

子供再度1歳未満の時。

30分ほど、乗らなければどうしても交通の便では無理な事があり、

いたしかなく、乗りました。

 

バスの中って長時間はぐずりませんか?

高速バス。

なるべく避けたい乗り物。

なるべく、その時間に眠るように調整はしていたんですが、

やはり、途中で起きてしまい。

グズグズ始まり。あの狭い空間ではいたたまれない気持ちになります。

まだおもちゃではあまりご機嫌もとれない年頃。

立って、揺れてほしいんだと思います。

でも、高速バスは立てない。

 

早く早くと心で念じていたら、

近くのおばちゃまが、

娘の顔を見て、いないいないばぁをしてくれたり、

あやしてくれてました。

あぁ助かる…(T_T)でも、ご機嫌よくならない。

 

もう…限界と思いました。仕方なく、やっと高速おりて最初の停留所でおりることに。

家には全然遠くて、

歩くとどんだけかかるんだと、絶望的でしたが。

あのバスでギャン泣きになるよりは、マシと思って。

でも、おばちゃまには、本当に助かりました。

自分一人ではいたたまれない気持ちでした。

嫌な顔もせず、本当にありがとうございました。

まぁその後、たまたま主人から電話があり

救われました(*´Д`)迎えに来てくれました。

 

 

生きていると、

なんだこいつって人も沢山います。

そんな人たちに絶望したり、嫌悪感でいっぱいになったり。

でも、こんな出来事に出合えて本当に救われました。

今でも思い出すと、心が温まります。

 

世の中は敵ばかりでもない。

たまには、良いこともある。

自分もなるべく困っている人がいれば助けたい。